「人は外見ではなく、中身が大切」
よく言われること。
でも、本当にそうなのか?
若い頃、私はまったくカッコをつけなかった。
着の身着のまま。
自分で刈り上げた坊主頭。
鼻毛、無精髭伸び放題。
「おれは中身なら誰にも負けない」
と誇っていたけれど、誰にも相手にされなかった。
でも、まったくカッコをつけなかったわけでもない。
「外見を磨かず、中身で勝負している」
というのを体現している、というカッコのつけ方をしていたと言えば、そういうカッコのつけ方はしていた。
でも、それはカッコよくなかった。
たがら、誰にも相手にされなかった。
当時の私に近寄ってくるのは、学習教材の勧誘やマルチばかりだった…
私に興味を持ってくれている人ではなく、私から利益を穫れると思って近寄って来る人しかいなかった。
今の私は、徹底して外見を磨いている。
外見をカッコよくするために、服装、髪型、美容、一生懸命勉強している。
食事、睡眠、運動、徹底してこだわっている。
語学と読書、苦手だけどがんばっている。
若かったときの自分より、今の自分の方が好きになった。
若かった頃の自分より、「おじさん」と呼ばれる年齢になった今の自分の方が価値があると感じている。
昔は周囲のみんながキライだったけど、今は周囲のみんなに感謝できるようになった。
これからもますます、カッコつけていきたいと思う。
自分の可能性から引出せる最大限まで、カッコつけたいと思っている。